ひと時も目が離せない乳児期を過ぎて、幼児期の今育児の中で何が一番「きつい」ですか?
私は「寝かしつけの時間」がダントツで「きつい」と思っていました。
子供が幼稚園生になり自分も仕事を始めてバタバタとした日々を過ごしていました。
夜になり寝かしつけを始めますが…うちの子体力が有り余っているのか全然寝てくれません。
雨の日も、風の日も、水泳で体力使った日も全然寝ません!
いつも寝かしつけに1時間以上(2時間コースもある)はかかっていました。
そのため、夜の家事が後手後手になりうんざり…。私も寝落ちしてさらにげんなり…。
そんなある日、暗闇の中で「あれ…この寝かしつけっていつまで続くんだ?」とふと思いました。
一人っ子だから、このままズルズル小学生まで添い寝する可能性も有りうる…そうなると残った家事をしたら自分の自由時間がない…
そう気づいてから一人寝トレーニングをスタートすることにしました。
一人で寝れない日々が続きましたが、ある日突然「ママ今日は一人で寝るから」とあっさり5歳(年中さん)で一人で寝れるようになりました!
子どもが一人で寝れるようになってからは、夜の自分の時間が増えストレスが減りました。
もし一人寝トレーニングをしていて、まだ試していなかったらぜひチャレンジしてみて下さいね。
この記事は、幼稚園の年中さん~年長さんのお母様に向けて添い寝卒業まで試したステップを書いています。
ママの寝落ち対策も考えてみました↓
そもそも一人寝は何歳からが多いのか
100人に聞いた住まいのトレンド調査では「一人で寝れるようになった年齢は」というアンケートに対し「6歳~7歳」次に「10歳~11歳」が多いという結果になったようです。
しかし1歳から寝たや、人によっては小学高学年までかかったという口コミも見かけます。
子供教材の大手公式サイトなどでは4歳から小学1年生の推奨と書かれており、いつから始めたらいいのか目安に幅がある印象。
食事や言葉の発達の様に明確な目安が無いのと、そもそも親も一緒に就寝するような生活スタイルであった場合個人差が大きく出るようですね。
私の一人寝トレーニングの場合
一人で寝る事を事前に説明
年中さんレベルになると、言葉の意味やイメージ力もかなり発達しています。
そのため予め
「小学生のお姉さん達はみんな一人で寝ているんだよ。●●ちゃん(娘)も一人で寝るようになるといいね。」
「●●ちゃん(お姉さん)も一人で寝てるらしいよーすごいねー」 とお話をするようにしました。
トレーニング1週間前に簡単に話しました。
娘は「へーそうなんだね」くらいの反応でした。その後話題にもなりませんでした。
一人寝トレーニングの日に予告をする
一人寝をする日に「前お姉ちゃん達は一人で寝るって話したけど、今日は●●ちゃん(娘)一人で寝てみようか」と歯磨きの時間に予告をしました。
娘は「えー。じゃあ…やってみる」と乗り気ではなかったですね。
人形を寝かしつけるママ役を演じさせる
「●●(娘)ママ!一緒に寝てくれる子を選ぼうか」とおもちゃの人形を選ぶようにしました。
人形は日替わりにしています。
年中さんから鬼滅の刃のような役柄を決めたごっこ遊び盛んになりました。
特に女の子はママの役は大好きだと思います。娘も乗り気でした。
「人形を寝かしつけるママのおままごと」の延長と感じてもらえるように、 人形の枕や布団を適当に準備して子供布団の横にセットしてあげました。
電気を消した後はすぐに退室
夜の挨拶をして電気を消した(二色電灯)後はすぐに退室するようにしました。
初めの5分くらい添い寝をしてあげたい気持ちもあったのですが、逆に娘が離れられないと思ったからです。
人形と一緒に寝るという「おままごと」を邪魔しないようにしました。
大人の声や光は寝室に入りますが部屋のドアは開いたままにしました。
部屋から出てきても話を聞いた後は部屋に戻す
何度も何度も「寝れない」「お水」「おしっこかな」と理由をつけて部屋から出てきました。
その都度話を聞いて落ち着いたら「おやすみね」と部屋に戻すようにしました。
出来なくても全力でほめる
一人寝できなくても「がんばったね」と褒めるようにしました。
その内1~2回だけ力尽きて(ほぼ11時前になって)一人で寝た日がありました。
次の日は旦那と一緒に褒めました。でも、あまり褒めすぎも良くないので朝だけにとどめました。
1週間続けてやっぱり失敗…
トレーニングを始めてからは上記の流れを毎日続けました。
しかし、一人で寝れず結局11時になり家族で寝る…という日が続きました。
娘も「ママと寝たい…」と言うようになってしまいました。
子供のストレスになっているなと感じました
「やっぱだめかー」と思い、その後普通に添い寝を再開しました。
添い寝再開して2~3日後、急に一人で寝れた
添い寝を再開して数日後に急に「ママ今日は一人で寝るから」と娘から言ってきました。
半信半疑でしたが、一人娘を寝室に残しリビングに戻りました。
30分後にあっさり一人で寝ていました。この時5歳5か月でした。
それからはずっと人形と一緒に一人で、しかも30分以内で寝るようになりました。
嫌がることなく当たり前の様に一人で寝ています。
あんまりあっさりで拍子抜けしました。
一人寝トレーニングを始めると決めてから2週間程度で解決しました。
たまたま娘の「能動性」を刺激する事が出来た
一人寝トレーニング中に力尽きて一人で寝れた事があったのでそこを褒めました。
どんな形であれ娘にとって「できるんだ」という成功体験が出来ました。
その後、一人寝を諦めましたが、かえって「一人で寝てみよう」という自発の気持ちを呼び起こしてくれたと思います。
乳児期の段階ではこちらから何かを起こす「受動的」な関わりが多いです。
しかし幼稚園に入園してお友達と沢山経験を積むことで自らしてみようと「能動的」に活動する事が増えました。
今回の一人寝トレーニングはたまたま子供の意欲を刺激して「能動的」に一人寝をすることが出来たのだと思います。
とはいえ、その子に合わせた添い寝の卒業段階がある
子どもが「一人で寝てみようかな」と思ったのなら添い寝卒業できると思います。しかし親が無理やりトレーニングを続けてしまうと子供のストレスにつながります。
子供の様子を見ながら、成長段階に合わせて短期間だけチャレンジして子供が嫌がったり、難しそうなら様子見するのが良いですね。
今まで「母乳卒業」から「オムツ卒業」から色々卒業してきましたよね。それと同じですね。
私の場合は、ちょうど「添い寝卒業」の段階でもあったのだと感じています!
添い寝卒業してから変わった事
子供が1人で寝てから、自分たちが寝るまで約2時間の自由時間が増えました。わずか2時間、されど2時間です。
自分の時間が増えた
添い寝にかけていた時間に残った家事をすることが出来るので、家事も早く終わって自分のしたい事が出来るようになった。
また、読書をしたり。ブログの勉強や編集に時間を当てる事もできるようになりました。
旦那との時間が増えた
以前は「子供が寝てくれたら映画や一緒に見よう」と旦那が待っていてくれました。しかし、結局寝かしつけに1~2時間かかってガッカリする日々でした。
今は子供と「おやすみ」の挨拶をした後は映画を丸々1本見れるようになりました。
自分達の時間が出来たことで、ストレス発散することができるようになりました。
添い寝卒業までの6ステップ
というわけで私の経験を書かせてもらいました。ここまで読んでいただきありがとうございました。
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