令和３年４月に車両保険を解約し同年９月に事故
こんにちは、いつもは公園記事を書いているtoriminaです！いつもの様に公園に出かけ、その駐車場で事故を（起こされた）起こし、痛い目を見た経験をシェアしようと思います。
誰もケガが無かったことは幸いだったけど…悔しい結果になりました（涙）
この記事では
・実際の事故状況（駐車場内の出庫車と進路通行車の衝突事故）
・過失割合
・支払い総額
・何等級ダウン、増額保険料の金額
について書いています
手っ取り早く結果を知りたい方はまとめに飛んでくださいね。
そもそも、車両保険を解約した理由
平成28年（2016）年3月に自動車保険に入りました。
その際に車両保険保障金額90万にてしっかり車両保険に入っていました。
令和２（2020）年に立体駐車場にてサイドミラーのしまい忘れで、右サイドミラーを損傷。
車両保険を使用しようと、等級ダウンによる保険料の増額金額と修理金額の比較をしました。
結果使用しない方が良いという判断になり、身銭を払うことになりました。
ここで車両保険ってどうなの？となり丁度保険見直しを行っていたため、保険についてのサイトなどを参考に話し合いしました。
相手に対する対物・対人と自己家族の対人保障を強化し車両保険には入らないという決断に至りました。
そして、令和3（2021）年4月に車両保険解除し、9月に事故が起きました。
事故状況と過失割合
事故の実際
自己（torimina）の車が駐車場を徐行中に、相手の車が駐車枠内から急発進した。相手の車の前に自己の車が差し掛かった時に発進されたため避ける事が出来なかった。
破損個所
自己（torimina）の車：右フロントバンパー、右フロントフェンダ、ボンネット、右フロントドア
相手の車：恐らく左～全面のフロントバンパー
相手の証言
「全く見ていなかった。本当に申し訳ない。」
「つい先日も事故を起こしたばかり。」
今回の場合要約すると「出庫車」と「進路通行車」との衝突事故となります。
➡基本の過失割合は 出庫車70：通路進行車30 が多いようです。
しかし、今回の場合自己（torimina）の車が相手の車の前に差し掛かった時に急発進されているので過失割合を検討する事となりました。…過失割合が決まるまで４週間ほどかかりました。
torimina車は比較的早く修理が終わったのにも関わらず、過失割合が決まるまで台車生活が続きました。（もちろん修理代先払いの方法もできるようです）
最終的な過失割合は…
➡出庫車（相手車）80：進路進行車（torimina車）20 に落ち着きました。
相手方の意向や短期間での事故回数も影響したのかもしれません。70：30が固いと思っていたので少し割合が下がったことはありがたかったです。（出来れば90：10がよかったが、ここまでで時間がかかりすぎたため断念）
過失割合を検討するケース
「 通路を進行する車両の過失の有無が問題となる場合や、駐車区画から出庫を完了し通路進行車同士の衝突とみなされる場合は、基本の過失割合によらず、具体的な事実関係にもとづき、過失割合を検討することとされています。
例えば、次のようなケースです。
- 通路を進行する車が急ブレーキを掛けても停止できない距離に近づいた段階で、駐車区画から車が出て来た場合
- 通路を進行する車が、駐車区画から車が出てくることを認識して十分な距離をとって停止したにもかかわらず、駐車区画から出て来た車が衝突した場合
- 駐車区画から出て来た車が出庫を完了して通路を進行しようとしたところへ、通路を進行する車が衝突した場合 」
引用元：駐車場内での交通事故の過失割合の判断の仕方と過失相殺率の基準 (jiko-nego.com)
引用サイト：交通事故トラブル解決ガイド｜損害賠償請求・示談交渉の悩みを解決！ (jiko-nego.com)
imina車が相手の車の前に差し掛かった時に発進されたから避けようがなかったんだ…。もっと注意深く運転する必要もあるけども出てくるとは思わなかった。
車両保険なしでの今回の事故の支払い総額は…
相手の車の修理代 296,250円
torimina車の修理代 480,508円
この20%➡
相手の車の修理代20% 59,250円
torimina車の修理代20% 96,102円
toriminaは対物保険には加入していたため相手の車の修理代に利用することにし
➡総額は自己（torimina）車の修理代20％ 96,102円 の支払いになりました。
（心もお財布も）痛い…しかもここから、保険料の増額が発生します。
対物保険を利用する方が得であったので利用しました
対物保険使用により
・15等級から12等級へダウン
・15等に級回復までの４年間で上乗せされる追加保険料の総額 34,600円
相手の車の修理代20%の 59,250円と追加保険料 34,600円 であり、比較すると 24,650円はお得という事で対物保険を利用しました。
うーん…このくらいのお得感かぁ、といった感じ。
今まで支払い続けた車両保険代と今回の支払い総額を比べてみる…
※ここで紹介している金額（21,670円）とは「三井ダイレクト損保」の「年払い」の「１年間の車両保険料」です。ここでは関係が無いのでそれ以外の情報は載せていません。通常の自動車保険料や他の特約保険料については省いています。
（１年間の車両保険料） 21,670円×（支払い年数）５年間
＝（累計支払い車両保険料） 63,250円
（車の修理代） 96,102円 ＋（今後の追加保険料）34,600円
＝（事故により生じた金額）130,702円
今回の車の修理代 96,102円と累計支払い車両保険料 63,250円を比べると 32,852円の差があります。
また、事故により生じる追加保険料は 130,702円なので累計支払い車両保険料 63,250円と比べて67,452円も差がありました。
今回の規模の事故ではやはり車両保険料を支払っていた方がお得であったという結果ですね。
ならば累計車両保険料が今回の事故支払総額を上回るのは…
支払い車両保険料が今回の事故で支払う総額を上回るのは、車両保険加入後９年目になってからのようです。もちろん単純計算なので誤差があります。
つまり、今回と同等の事故であれば車両保険加入８年目までの事故なら断然保険のパワーが発揮されるという事ですね。
以下、仮に車両保険を継続していた場合の計算
車両保険加入6年目 車両保険料：84,920円
車両保険加入7年目 車両保険料：106,590円
車両保険加入8年目 車両保険料：128,260円
車両保険加入9年目 車両保険料：149,930円
事故による支払総額 130,702円 と９年間の車両保険料 149,930円。９年目で支払総額と保険料の関係が逆転する。
これは単純計算ですし、車両保険料のみにフォーカスした計算になっています。
長年加入すれば割引が…等のサービスがある保険会社であればもっと保険で守られる期間が長くなるという結果になりました。
そのそもこのような考え方は保険に置いてはナンセンスなのかもですが、悔しさから計算しました。
結果として…車両保険に再加入します。もちろん
今回の事故は
・相手の過失が大きかったため過失割合が20%で収まった
・双方ともに無ケガ事故であった
・事故規模としては大きくなかった
と、自動車事故としては小規模で支払金額も少額だと思います。
今後事故が起きるとして、今回と同等の事故もしくは今回以上の事故の場合は明らかに車両保険加入の方が得ですね。※車両保障の上限はあるが
車のドライバーが事故を起こす割合に関してこんな記事もありました。
「10年間運転を続けた場合はおよそ12人に１人という計算になることがわかるでしょう。つまり、確率としては8パーセント程度になることがわかります。
このように考えると、交通事故を起こす確率は少なくありません。ですが実際には、交通事故を起こしやすい人と起こしにくい人がいるのも事実です。交通事故を起こさない人は一生を通じでまったく起こしませんが、逆に交通事故をよく起こす人は一生に何度も起こすことになります。
30年間運転を続けたと仮定した場合、延べ人数で４人に１人程度、つまり25%の確率で交通事故を起こしていることになります。」
引用元：ドライバーが車の事故を起こす確率は？起こしてしまった場合に備えて (car-me.jp)
引用サイト：新車・自動車ニュースのWEBマガジン｜CarMe[カーミー] (car-me.jp)
他にも交通事故を起こす割合など記載されたサイトがありましたが、ドライバーが起こす事故について書いてあったのでこちらを引用させてもらいました。
事故をおこす割合を考えても長く運転すればするほど、やはり車両保険は必ずしていた方が良いと思います。
toriminaとtoriパパの事故遭遇割合も…
torimina
10年間で衝突事故１回
toriパパ
10年間で単独事故１回と今回の衝突事故１回
そうですね、やはり車両保険加入は必要事項のようです。私たちはいわゆる「事故を起こしやすい人」の分類になりますね。保険の見直しは慎重に…。
今回、実際の具体的な金額など計算することで納得が出来て良かったと思います。
保険って実際どうなるか分からない所があるから、具体的に計算が難しいし起こしてみないと実感湧かないよな…
まとめ
・出庫車と進路通行者車（torimina車）の事故で、過失割合検討の余地があったため過失割合は80：20であった
・車両保険未加入の私らが事故により支払うべき総支払額は
（ 車の修理代） 96,102円 ＋（今後の追加保険料）34,600円 ＝（事故により生じた金額）130,702円
・同等の規模の事故の場合で、仮に車両保険を支払い続けていたら車両保険加入８年目までは保険加入の方が断然お得感を感じられる（torimina車の条件の場合）
・10年間車を運転していたら１２人に１人は事故を起こすという話もある、30年間であれば４人に１人が事故を起こし長期間運転する人はかなり高確率で事故を起こす可能性が考えられる
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